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間ノ岳

2016年7月18日 (月)

2016年7月15日北岳・間ノ岳に登ってきました(後編)

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一昨日の徹夜が効いたせいか、深い眠りに落ち、気持ちの良い一夜を過ごせました。
腕時計を見るとAM4:30
外が気になりますね。晴れてくれたかな?期待に胸躍らせテントを抜けます。

朝のひんやりした空気に少し身震いしました。
しかし目の前の南の空には果てしなく続く大雲海が広がっていました。
そして霊峰富士の山容。
朝日が少しづつ富士と雲海を薔薇色に染めていきます。
ほかのテントの人たちもテントを出て、静かに富士を眺めています。
みんな口にこそ出さないものの、それぞれの想いに浸っているんでしょうか。

この素晴らしい景色を見せてくれて本当にありがとう。
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朝日はあっという間に天に登り、黎明は彼方に消え去りました。
空一杯にに青空が広がります。

さて、まずは準備だ。
一旦テントに戻り朝ご飯を食べました。
ポカリスエットを作り、たっぷり飲みます。
さー今日も歩くぞ。天空の稜線を楽しむのだ。
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ザックの中身を整理し、テントを畳み間ノ岳に向かって出発します。
時間は5:10です。数人の登山者の方がいましたが、静かな稜線です。
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稜線の左側には、富士、右側には中央アルプス、遠くに北アルプスが望めます。
足元の砂礫をさくさくと踏みながら間ノ岳に向かって進みます。
風もなく寒くもなく、空はどこまでも広いです。
普段はしないんですが、今日は、iPhoneのイヤフォンを取り出し耳につけました。
ゆっくり歩きながらCORRINNE MAYのアルバムからOn My Wayを流します。


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中白峰山(3055m)到着。
ここも3000m峰なんですね。
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こんな高地にもお花畑がありました。
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いよいよ間ノ岳が目前に。
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最後の登りです。
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間ノ岳到着。北岳山荘から1時間でした。
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間ノ岳からも大雲海。

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間ノ岳山頂から若干南に移動します。富士山を眺める特等席ですね。

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しばらく、富士を眺めたあとは北岳に向かいます。
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歩いてきた稜線をまた戻ります。北岳山荘でまたお水を頂きました。

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北岳山頂までは200メートルほど登りになります。
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振り返ると素晴らしい景色。
果てしなく続く峰々。本当にこの景色をみられてよかった。
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北岳到着です。時計は9時35分。山頂からは、中央・北アルプスをながめます。
今日は天気が素晴らしく、槍の穂先が見えました。
北アルプスも中央アルプスの山々も登ってみたいですね。

北岳山頂でお茶を飲みます。
もう一日ゆっくりしたいところですが、景色に名残を惜しみつつ下山します。
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山頂南側足元にはバットレス。
覗き込みましたが・・・これは高い。
自分で腰が引けているのがわかりました。

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また来ます。と挨拶をして山を下ります。

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昨日の分岐に到着。
北岳の山頂が遠くなりました。
 
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沢の水はいずれも清冽で美味しい水を飲むことができました。
ざぶざぶと流れるお水は最高の御馳走です。
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下りはルートを一部変更して白根御池小屋に寄りました。
写真はカレーほうとう。
※中身を撮る前に夢中で食べてしまい器だけの写真となります。


北岳・間ノ岳本当に楽しい山でした。
絶対また来ます。
※南アルプスも、土日の休みがあれば十分登りに来られることがわかりました。
金曜日の夜出発すれば、日曜日には郡山に戻ってこられます。(今回同様、行きは高速バス。帰りは新幹線を利用)遠出の範囲が少し伸ばせそうです。

2016年7月15日北岳・間ノ岳に登ってきました(前編)

7月の連休を利用して、南アルプスに行きました。
行先は、日本で二番目の標高を持つ北岳(3193m)と三番目の間ノ岳(3189m)です。
北アルプスが銀の岩で光り輝くイメージなのに対して、南アルプスは静かで奥深く、重厚な山のイメージがあります。(あくまで個人的イメージです)
甲斐駒ケ岳や、空木岳など他にもいろいろ登りたい山があり、どこに行こうか?山選びに迷いましたが、ならば単純に標高の高い山から登ってみようということで北岳と間ノ岳を選びました。
ただ、この連休気にかかるのはお天気です。事前の天気予報でははっきりしないお天気が続くとでており、南アルプスもほとんど曇り、もしくは雨という予報です。ぎりぎりまで天気予報を確認し、なんとか雨は避けられそう。という判断で南アルプスに向かいます。
仕事が終わって帰宅したのが夜の9時。それからあたふたと準備を整え、郡山駅東口にある高速バス乗り場に向かいます。
深夜12時ジャスト東京行のバスに乗り込みました。(バスはWEBでの当日予約です)

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AM5:00 新宿到着。バスタに着きました。
新宿駅から中央線で甲府に向かいます。
途中、高尾のあたりから、雨が強く降ってきてかなり心配になりました。雲も低く垂れこめていて車窓から見る山々は、上の方が見えません。
これは土砂降りの中の登山も覚悟しないとな・・・・
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甲府駅到着。青空も顔をだし、まあまあのお天気。
バスの発車まで1時間ほどあり、駅前のロッテリアで朝ご飯を食べます。
コンビニで最後の買い物を済ませ、南口ターミナル2番乗り場で、広河原行のバスを待ちます。結構並んでいる人が多かったので、バスは座れないなと覚悟してたのですが、なんとやってきたバスは2台。しかも2台目のバスの方が広くて新しいバスでした。ちょっとついてるかな?
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さらにバスに揺られること2時間。11時に広河原到着です。郡山を出てから11時間もたっていました。高速バスの中では、あまり睡眠がとれず若干お疲れモードの自分です。
この広河原インフォメーションで若干休憩し、アイスを食べ、ジュースを飲み、お手洗いを済ませ12時ジャストに出発しました。
いざ北岳へGO!
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この大きな川は野呂川です。
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その野呂川に大きな吊り橋がかかっています。一歩踏み出すごとに足元が、ブヨンブヨンと上下に揺れます。(写真は先行する登山者)
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橋を渡り切り、最初の山小屋、広河原山荘を過ぎると最初の分岐に差し掛かります。
白根御池小屋コースか、大樺沢二俣コースを選べます。今日は迷わず大樺沢二俣コース。(このコースはグレートトラバースで田中さんが歩いたコースなので)
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最初は、せせらぎに沿って、あかるい林の中を進みます。木漏れ日も射して、お天気も大丈夫じゃないかな。
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林の空気を楽しみながら歩いてきました。途中数人の下山者に会いましたが、半分は外国人の方です。北岳も世界に人気の山の様です。
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ちらほら雪渓が見えてきました。
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今日は、テント泊なので、テント、寝袋、水、食料、ガスと、装備が多くてスピードが出せません。歩きながら、目に飛び込んでくる山花に一息つきます。
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しゃがみこんで、一枚パシャリ。
撮らせてもらってありがとう。
大樺沢を左手に眺めながらひたすら登ります。途中、沢の水でタオルを絞って顔にあてました。いやー気持ちいい!
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二俣のチップ制トイレです。使用はしなかったのですが、おそるおそる中を覗いてみると存外綺麗なトイレでした。北岳の登山者のマナーがいいのか?メンテしている山の管理人の方のせいなのかわかりませんが、トイレがきれいだと、それだけで評価二重丸ですね。
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さて、ここから八本歯のコルまで急登が続きます。
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あれあれ・・ガスが出てきたぞ。
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すごいガスに巻かれ、八本歯のコルもあっという間に通り過ぎてしまいました。ガスがでると高度感もなにもなくなっちゃいますね。木段をひたすら登り、岩稜帯を越えると山頂と北岳山荘のトラバースの分岐にぶつかりました。
今日はガスガスなので、山頂に行かず、北岳山荘を目指します。4時過ぎに山小屋受付もまずいかな?ともちょっと考えちゃいました。
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しかしながら・・・このトラバースコース。八本歯のコルよりも、緊張のシチュエーション。
ガスで下が見えないけど、下はどこまで続いているんだろう。
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とはいえ、ここでもお花に心が和みます。
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ミヤマキンバイ
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尾根に出ました。
しかし、ガスガス。前も後ろも全く見えず。
距離的には300mほど後方が北岳山頂のはずですが・・・
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岩稜帯の尾根を歩き北岳山荘に到着。
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受付でテン場を申請します。
料金800円でした。ここはお水が使い放題。これはありがたいですね。
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テントを張って休みます。時間はまだ4時30分。何をするでもなく、ただ雲を眺めます。
と、一瞬雲に切れ目が入り、爽やかな青空が顔を覗かせました。
おー、きれいな空。明日に期待しよう。
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ということで、ビールで乾杯!
3000mの山荘の中には、なんと自動販売機があり、500円で購入できます。
値段も居酒屋で飲むビールと遜色ありません。3000mなのにありがたい。
晩御飯はアルファ米の五目御飯、卵スープ、なめこ汁、少しウィンナーを焼いていただきました。

PM6:30 就寝。ほぼ徹夜で来たせいか今日は爆睡の予感。
テントの喚起口から外を見ましたが、世界は真っ白のまま。


明日晴れますように! おやすみなさい。
つづく
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